こんにちは、すけです!
日々、仕事の中で「今日は仕事が最高に楽しい!」と感じる日もあれば、「なんだか今日は辛いな……」とモチベーションが下がってしまう日ってありますよね。
その「楽しさ」や「辛さ」の正体って、一体どこから来ていると思いますか?
今回、僕が読んでめちゃくちゃ言語化にしっくりきた本があります。それが『マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力』です。
この本を読んで、仕事が楽しいと感じる理由、そしてチームの指揮が下がってしまう原因がスッキリと腑に落ちました。今回は、僕がこの本から学んだ「最高の実績を叩き出すチームの作り方」について、重要ポイントをギュッと凝縮してご紹介します!
パフォーマンスを左右する「インナーワークライフ」とは?
本書の肝となるのが、「インナーワークライフ(日常の職場内体験)」というシステムです。
人間は、職場で何か出来事(イベント)が起きたとき、それを頭(認識)と心(感情)の側面で判断します。その結果として「モチベーション」が生まれ、日々のパフォーマンスが左右されるのです。
では、ハイパフォーマンスとは具体的にどんな状態を指すのでしょうか?本書では次の4つの側面が挙げられています。
- 創造性(創):新しい有用なアイデアを考える
- 生産性(生):着実に仕事を仕上げる
- コミットメント(コ):仕事をやり遂げる
- 同僚性(同):チームの結束に寄与する全ての行動
メンバーにこの4つを発揮してもらうためには、マネジャーは彼らの「インナーワークライフ」を良い状態に保つ必要があります。
モチベーションを動かす「最大の要因」と3大要素
では、インナーワークライフを向上させるために最も強力な要因は何だと思いますか? それが、本書のタイトルにもある「やりがいのある仕事が進捗(前進)すること」です。
逆に、モチベーションを最も低下させる最大の要因は「障害(行き詰まり)」です。
これ、めちゃくちゃ共感しませんか? 「仕事が楽しい!」と感じる時って、タスクが前に進んでいることを実感できている時なんですよね。逆に「辛い……」と思うのは、何かしらの壁に当たって足止めを食らっている時。この感覚が見事に言語化されていて、僕はすごくしっくりきました。
本書では、このインナーワークライフを変化させる要素として「3大要素」を定義しています。
- 進捗 と 障害(最大の向上要因と低下要因)
- 触媒 と 阻害(仕事への直接的なサポートと、その邪魔をするもの)
- 栄養 と 毒素(人間関係における尊重・励ましと、その逆)
「触媒」と「栄養」の違い
- 触媒:目標、リソース、時間、自主性など、問題解決に直接関係するもの。
- 栄養:尊重、励まし、慰めなど、人間関係のサポートにあたるもの。
特に「触媒ファクター」は、瞬時にインナーワークライフに影響を与えます。「明確な目標がある」「十分なリソースがある」「協力的な仲間がいる」と感じられるだけで、メンバーのモチベーションは一気に跳ね上がります。
マネジャーが絶対にやるべきこと・避けるべきこと
この本を読んで、マネジャーにとって最も大切な役割は「その仕事がどのようなことに役立っているか(意味・価値)」を伝えることだと確信しました。
「何のためにこの仕事をやっているのか」という目的の部分は、メンバーにとってかなり重要です。ここが腹落ちしていないと、驚くほど個人やチームの士気は下がっていきます。「やらされ仕事」になると当事者意識が薄れ、最終的には成果物の品質まで下がってしまうのです。
だからこそ、マネジャーは次の2つの行動を意識しなければなりません。
- 仕事の価値・意味をしっかり伝えること
- 仕事の価値をなくすような行動(無意味化)を絶対に避けること
何に向かって、誰と一緒にやっていくか。チームとして「当たり前の情報」と「必要なリソース」が揃っていなければ、どんなに優秀な人が集まっても良い方向には向かいません。
良い文化を形成する「7大触媒ファクター」と「3大風土」
最後に、チームを良い状態に導くための具体的なチェックリストをご紹介します。日々、以下の要素を積み重ねていくことで、チームに素晴らしい文化が形成されていきます。
7大触媒ファクター(仕事の直接的サポート)
- 明確な目標の設定:どこを目指すのかをハッキリさせる
- 自主性:やり方を任せる
- リソース:必要な道具や情報を提供する
- 十分な時間:ただし、与えすぎは間延びするのでNG
- 仕事のサポート:困ったときに手を差し伸べる
- 問題と成功から学ぶ:失敗も成功も次への糧にする
- 自由活発なアイデア交換:発言しやすい環境を作る
3大風土(チームの空気感)
- アイデアの尊重
- 協調
- コミュニケーション
まとめ
ネジャーの仕事は、大それた大改革をすることではありません。 メンバーの日常に目を配り、「今日、仕事が一歩前に進むための手助け(触媒)」をすること、そして「その仕事の意味を伝えて腹落ちさせること」です。
メンバーが「今日も少し進んだぞ!」と思える充実した日々(インナーワークライフ)を作れるよう、僕も日々のマネジメントやチームでの動き方に活かしていきたいと思います。
チームのモチベーション管理やマネジメントに悩んでいる方は、ぜひ手に取ってみてください。本当におすすめの1冊です!
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