「投資を始めたばかりなのに、ニュースで『株価大暴落』って言ってる…」
「スマホの画面を見たら、自分のお金が減っていてパニックになりそう…」
投資を始めて間もない頃に株価が下がると、誰でも不安で胸が締め付けられるような気持ちになりますよね。
しかし、安心してください。あなたが選んだのが「S&P500」や「オルカン(全世界株)」であるなら、あなたは立派な「長期投資家」です。
今回は、目先の株価に振り回されて大損しないために、初心者が絶対にやってはいけない3つのNG行動と、暴落をチャンスに変える考え方を解説します。
初心者が絶対にやってはいけない3つのNG行動
NG行動1:パニックになって途中で売ってしまう(狼狽売り)
いちばんやってはいけないのが、恐怖に負けて手放してしまう「狼狽(ろうばい)売り」です。
目先で株価が下がっても、絶対に売ることを考えないでください。
株の推移を長い目で見れば、ほとんどの場合で右肩上がりに上がっています。「今が一番マイナスだから、これ以上減る前に売ろう」と動くことこそが、将来増えるはずだった資産を手放す最大の失敗になります。
NG行動2:毎日何度も資産画面をチェックする
気になって1日に何度もスマホで評価額を確認するのは、メンタルを削る原因になります。
インデックス投資は「ほったらかし」が基本です。価格が下がっている時期は、あえてアプリを開かない、スマホから一時的に距離を置くくらいがちょうどいい付き合い方です。
NG行動3:怖くなって毎月の積み立てをストップする
「これ以上損したくないから、引き落としを止めよう」とするのもNGです。実は、価格が下がっているときこそ、積立を続けることで驚くべきメリットが生まれます。
暴落は「10年後の大収穫」に向けたバーゲンセール
株価が下がったときは、損をしているのではなく「バーゲンセールが始まった!」と捉えるのが正解です。
毎月3万円と決めて積み立てている場合、株価が下がると、同じ3万円で「普段より多くの量(投資信託の口数)」を買い付けることができます。
【株価が高いとき】 ➡ 3万円で少ししか買えない
【株価が安いとき】 ➡ 3万円で「大量」に買える!(バーゲンセール)
下がっている時期にコツコツ買い溜めたたくさんの「種」が、10年後に株価が再び上がったとき、爆発的な収益となって実を結びます。つまり、暴落期は10年後を楽しみに変えるための「絶好の仕込みチャンス」なのです。
過去のデータが証明!大暴落から復活までの期間
「でも、本当に元の水準に戻るの?」と不安な方のために、過去に起きたS&P500の歴史的な大暴落と、そこから「元の最高値の水準に戻るまでにかかった期間」を一覧にまとめました。
| 歴史的な大暴落(引き金となったイベント) | 元の水準に戻るまでの期間 |
| 世界恐慌(1929年〜) | 約25年 |
| オイルショック(1973年〜) | 約5.8年 |
| ITバブル崩壊(2000年〜) | 約7年 |
| リーマンショック(2008年〜) | 約4.5年 |
| コロナショック(2020年〜) | 約5ヶ月 |
※期間は諸説ありますが、配当金再投資を含めるとさらに短期間で復活しています。
歴史を振り返ると、100年に1度と言われたリーマンショックですら約4.5年、2020年のコロナショックに至ってはわずか5ヶ月ほどで元の水準を回復し、その後はさらに高値を更新し続けています。
どんな大暴落が来ても、「じっと保有し続けた人」だけが、その後の大きな上昇の波に乗って資産を何倍にも増やせているのが紛れもない事実です。
まとめ:嵐の日は傘をさして、じっと待とう
長期投資の世界において、下落相場は避けて通れない「雨の日」のようなものです。
- あなたは「10年先」を見据えた長期投資家です。
- 下がったときは、10年後の利益の種を安く大量に仕込むチャンスです。
目先の小さな値動きに一喜一憂せず、どっしりと構えて毎月の自動積立を続けましょう。10年後の未来を楽しみに、一緒にコツコツ積み上げていきましょう!

